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千葉県船橋市・健伸幼稚園(2015年3月)

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東武野田線「馬込沢」駅から徒歩10分。古い住宅地の中に学校法人健伸学院・健伸幼稚園(柴田あきお理事長・柴田衣子園長)がある。古い住宅地も、1970年の開園当時は畑、果樹園、養鶏場が広がる地域だった。梨園は今も少し残っている。梨の妖精(妖怪?)フナッシーで知られるように船橋は梨の特産地である。

同園のお誕生会はいつも土曜日(第三または第一)に行われる。だから両親、祖父母、小学生のきょうだいも参加して賑やかだ。自由登園日だが「お友だちのお誕生会をお祝いしなくちゃ」と多くの園児が参加する。「私の誕生会の時に、あの人は来てくれた。だから私も行かなくちゃ」という義理堅さが培われる。

園児と先生方による第一部が終わると、小さいなテーブルを家族が囲む第二部ファミリーパーティが始まる。前日、園長先生と一緒に作ったクッキーを誕生児が運んできて家族に配る。たったひとつの小さなクッキーをじっくり眺め、写真に撮って食べる。その後は誕生児と母親がSサイズのピザパイを焼いて、これもほんの一口ずつ家族に切り分ける。飽食の時代には珍しい光景が繰り広げられる。

そんな楽しく美味しい香りが漂うホールの隣のスタッフルームでは先生たちがいろいろな作業をしていた。第一、第三土曜日は先生たちの出勤日。お誕生会に関わる数人の先生、園長先生以外は、翌週の打ち合わせや教材の準備に余念がない。そうは言っても、おしゃべりと笑いが絶えない楽しそうな作業でもあった。

★晩秋のある日、園庭で遊ぶ健伸幼稚園の園児の様子(動画)です。

★健伸幼稚園ホームページ
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