山形県山形市・南山形幼稚園(2009年5月前半)
同園は南山形すくすく保育園と一体になった合築園舎。主な行事は保幼合同で行われる。その中で最大なのが餅つき大会。三俵(180㌔)の餅米をクラスごとに10台の臼でつく。園庭のあちこちから、「よいしょ、ペッタン」の声と音が競い合う。日本広しといえども、おそらく一番大きな規模だろう。
ひとつの臼で4回ずつつくが、最初の餅が出来上がると、それを高々と持ち上げた。来賓で来てくれ た多くの方々や近所の方々に献上するのである。まさにつき上げるの図である。地域との連携をはかる上で大事な儀式であることがわかる。
しかしお父さんたちの様子を見ていると、回数を重ねるごとに腰つきもつき方も上手になり、最後に出来上がった餅が一番美味しそうだった。