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山形県山形市・南山形幼稚園(2009年5月前半)

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Photo_12 同園は南山形すくすく保育園と一体になった合築園舎。主な行事は保幼合同で行われる。その中で最大なのが餅つき大会。三俵(180㌔)の餅米をクラスごとに10台の臼でつく。園庭のあちこちから、「よいしょ、ペッタン」の声と音が競い合う。日本広しといえども、おそらく一番大きな規模だろう。

ひとつの臼で4回ずつつくが、最初の餅が出来上がると、それを高々と持ち上げた。来賓で来てくれPhoto_13 た多くの方々や近所の方々に献上するのである。まさにつき上げるの図である。地域との連携をはかる上で大事な儀式であることがわかる。

しかしお父さんたちの様子を見ていると、回数を重ねるごとに腰つきもつき方も上手になり、最後に出来上がった餅が一番美味しそうだった。

埼玉県川口市・北川口幼稚園(2009年4月後半)

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真言宗豊山派・大徳寺を母体とする幼稚園で、夏のお泊まり会は本堂の広間で眠る。この日は作品展。今年のテーマは「魔女」。魔女もドラキュラも遊びにくるお寺なのだ。先生たちの前に並んでいるのは年長さん手作りの毛糸の帽子。1月末、これをかぶってディズニーランドへ卒園遠足に行った。魔女に再会できたことだろう。

Photo_10 作品展が終わって父母が引き上げた後、新しいお客が1人、フラリと現れた。幼児造形の権威、平田智久教授(十文字学園女子大学・児童幼児教育学科長)だった。

平田教授はゆっくりと各展示室を回りながら、子ども達の作品を語り、展示方法や教師の表現力に厳しい指摘を飛ばした。幼稚園の作品展とは奥の深いものなのである。

Photo_11 平田論評とは別に面白いと思ったのは、廊下や階段の壁に、お母さんが拾った我が子のつぶやき、親と子の会話が貼ってあったことだ。つぶやく子どもも大したものだが、それを書き留めたお母さんのセンスも大したもの。なるほどこれも作品のひとつであると思った。

東京都葛飾区・上平井幼稚園(2009年4月前半)

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Photo_6 幼稚園に花壇はつきもの。同園の庭も花が一杯、その中で白雪姫が歌っているメルヘンな光景もある。玄関の柱が花壇になっているのは珍しい。「これはどんな仕掛けになの?」としばし見つめてしまった。

訪ねたこの日は「クリスマス音楽会」。子ども達に生のクラシック音楽を聴いてもらおうと、「フェスティナレンテ合奏団」という16人編成のオーケストラが毎年やってくる。

Photo_7 子ども達がバイオリンに強い関心を持ったことから、「自由に触ってみるだけでも」と買い入れたら、年長さんのほぼ全員が演奏できるようになり、父母の会の協力も得て台数を増やしてきた。この日も七人の代表が、オーケストラと一緒に「山の音楽家」をみごとに演奏した。

神奈川県小田原市・富水幼稚園(2009年3月後半)

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スペースを工夫し、小さなからだにたくさんの機能が詰まっている。そんな宇宙船のような感じがする幼稚園は、子ども達が大好きな空間感覚でもある。

Photo_2 学校法人名が「小田原教育メディア」というだけあってネーミングに凝っている。たとえば壁に貼ってあった課外活動「わくわく探検隊」の報告を見ると、「あそび塾」「伝説の島キャンプ」「ガキ大将キャンプ」「どっぷり牛飼い体験」と並んでいて、このタイトルだけでもワクワクしてくる。

もうひとつ目に付いたのは子ども達のリュックサック型通園バッグだ。色も形も渋い。いわゆるガマ口タイプなので、口が大きく開いて中のものがよく見える。

Photo_4 思えばこの地は二宮金次郎が生まれ育った場所であり、同園の近くには「尊徳記念館」もある。独特のバッグを背負った子ども達に金次郎さんが重なるような気がした。

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