被災地の皆さまにお見舞い申し上げます
《2011年3月24日》
2011年3月11日、宮城県三陸沖を震源とした「東北地方太平洋沖地震」において被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げますとともに、亡くなられた方々とご遺族の皆さまに深くお悔やみ申し上げます。
私が通う東京の保育実習先の幼稚園では、地震後、節電のために保育室の電灯を消していました。お弁当の保温庫の使用もやめました。「もっと大変な思いをしている人たちがいる。このくらい何でもないよ」と、子どもたちから思いやりにあふれた温かい言葉を聞くことができました。
被災を免れた地域の幼稚園や家庭では、いま自分たちにできることを積み上げていきましょう。
全国のすべての幼稚園で、子どもたちの元気な声が飛び交う新学期を迎えることができますよう心よりお祈りしております。 (西東桂子)
【読者の皆様へ発行人からの添え書き】
毎月、このコラムを書いてくださる教育ジャーナリスト・西東桂子さんは仙台育ちで親御さんは今も仙台で暮らしています。被災地域には親交の深い幼稚園が数多くあるとのことです。幸い実家の皆さんはご無事だったそうです。
毎月、イラストを描いてくださるライター&イラストレータの山本花子さんは兵庫県宝塚市の出身で16年前の阪神淡路大震災を体験されました。
奇しくも震災コンビのマガジンになりました。4月号の記事掲載はお休みしますが、また5月からのコラムとイラストを楽しみにしていてください。
(幼稚園情報センター代表・片岡 進)