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桜岡勝弘とオデンと日本航空

2011年4月25日(月)

 「歌に思い出が寄り添い……」は中西良氏の名文句だが、私の場合は「食べ物に思い出が寄り添う」である。冷やし中華を食べるときは娘を思い出し、ラーメンは息子でカレーライスは長崎の友人の顔が、皿や丼の中に必ず浮かんでくる。

 4月も末だというのに、この日、関東はえらく冷え込んだ。しかし掃除して片づけた石油ストーブをまた引っ張り出すわけにもいかず、夕飯は毛布をかぶってオデンで一杯やることにした。オデンの土鍋からは北海道旭川市・さくらおか幼稚園の桜岡勝弘理事長の姿が浮かんできた。真夏でもオデンが好きな人で、それも東京湯島の老舗「こなから」のオデンに目がない人である。だからオデンを食べると必ずこの先生を思い出す。

11011402  写真の二人は、右が桜岡先生で左が不肖編集長。二人の共通点はふたつある。ひとつは同じ町内で育った仲間ということ。ともに旭川市立向陵小学校を卒業した(桜岡先生の方が3年後輩)同窓の間柄でもある。

 当時はまださくらおか幼稚園はできていなかったが、私はその建設予定地の筋向かいにあった旭町ストアの裏長屋に住んでいた。50年前のことだ。ストアの建物は今も当時のままだが、中は飲み屋が数軒という寂しい状態。その向かいの銭湯「明和湯」が昔のまま営業しているのは嬉しい。ここに戻ってくると50年前が昨日のことのように蘇る。

 もうひとつの共通点は旅好き。それも、二人とも放浪の一人旅派であることだ。ただ、編集長がいくつになっても青春18切符を愛する超スロー&飲まず食わずのエコノミー型なのに対して、桜岡先生は飛行機でビュンビュン飛び回り、美味しいモノをゆったり味わうクイック&グルメ型である。だから東京までオデンを食べに来たりする。

110114  もう1枚の写真は、左が埼玉県新座市・第一新座幼稚園の竹内勘次園長。この二人にも共通点が二つある。ひとつは私立幼稚園の二代目経営者ということ。もうひとつは道灌山幼稚園教員養成学校で机を並べた同窓の間柄ということだ。

 ほかの道に進むつもりでいたが、結局、親が創設した幼稚園を手伝うことになり、道灌山で幼稚園教員免許を取り直した後継者はたくさんいる。だから各地の研修会で同窓の仲間に出会えるのも、桜岡先生の旅の楽しみのひとつである。

 そんな桜岡先生の空の旅を支えてくれるのが日本航空。しかし日本航空は今、最大の経営危機を迎えていて、いつ失速墜落するかわからない状態にあると言われる。そこで桜岡先生は「さんざんお世話になったJALを救うために私も何かをしなくては」と敢然と立ち上がった。

 さて桜岡先生はどんな支援策に乗り出したのか。それはいかにも幼稚園経営者らしいことではあるが、誰もが「エエッ!まさか……」と驚くことでもある。詳しくはウェブマガジン『月刊・私立幼稚園』のコラム「日本航空のピンチを救え」をご覧いただきたい。

※ウェブマガジン『月刊・私立幼稚園』は幼稚園情報センターHPからログインしてください。ログイン情報が不明の方、新たにご希望の方はメール(kataoka_susumu@yochien-joho.com)でご連絡ください。


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