こどもの城と宮崎祐治と特大ハンバーガー
2008年11月5日(水)
渋谷の「こどもの城」に出かけた。見なれている岡本太郎氏の「こどもの樹」だが、今回は見るなり、「そうだ幻の壁画『明日の神話』がもうすぐ渋谷で公開になるんだ。渋谷に岡本太郎のソウルがみなぎってくるんだな。みんな酔いどれにならなければいいが」と思った。
25年余り前、幼稚園の全国教育研究大会で岡本太郎氏に記念講演をお願いしたことがあった。先般亡くなられた養女の方と一緒に前の晩に来てくれて安心していたら、ルームサービスでお酒を浴びるほどに飲んだという。翌日午後の講演直前になっても酒臭くて近寄れず、足元もフラついていた。
支離滅裂なことを言いながら、演台の水差しを2回お代わりした。それでも聴衆は「さすが天才は違う。言っていることがまったくわからない」と喝采を送った。すごい人だった。
こどもの城に来たのは、13階(最上階)にある日本保育協会の事務局を訪ねるためだった。企画情報部長・宮崎祐治さん(写真)に会って、ランチを食べる約束を作ったからだ。
宮崎さんの経歴はよく知らないが、とにかく保育所に関わる法律、制度、行政、歴史のことを何でも知っている。人脈も幅広い。“生き字引き”とはこういう人のことを言うのだろうと思う。そしてよくしゃべる。論客なのである。
幼保間の綱引きで幼稚園が苦戦している要因のひとつに、この人が保育所陣営にいることは否定できない。
そんな人に「どうです、時には飯でも食べながら情報交換しませんか」と呼びかけた。こちらは例によって、格安「さくら水産」あたりでチビチビ攻めようと思ったが、返ってきたのは「いいですね。昼飯を食べながらやりましょう」だった。
「片岡さんの好きそうな店だと思う」と宮崎さんが案内してくれたのは、こどもの城のすぐ脇にある、広々としたアメリカンレストランだった。そして「これがお薦めなんです」と注文したのが、このハンバーガーである。
丸いパンで挟んで食べるのがハンバーガーだと信じていたが、これはどれほど口の大きい人でも挟んで食べられない。ナイフとフォークで刻みながら食べるしかなかった。
これで値段は1,900円。目玉が皿に落ちかけたが、パンと紅茶とコーヒーは飲み放題だ。それを考えると実質1,000円くらいと想定でき、目玉は引っ込んだ。
さらに、私から誘いかけたのに、3歳年上の宮崎さんは「ここは僕の縄張りだ。今日は私が払っておくよ」と言った。生き字引きとは太っ腹でもあるのだ。
宮崎さんは埼玉県東松山市から通ってきている。地下鉄副都心線ができて随分楽になったそうだ。東松山と言えば、日本一の焼き鳥(中身は豚)の町だ。「今度は焼き鳥を食べながら話しましょう」と言って別れた。早めに実現させたいと思っている。
さて肝心の情報交換した内容だが、それは今後、「私幼ヘッドライン」などの記事の中に散りばめていくので斟酌してほしい。
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